AGDQ 2018の日本語解説、及びリストリーム担当を募集します

今年の夏にSGDQ 2017の日本語リストリーム配信を行いましたが、来年の1月にあるAGDQ 2018 (Awesome Games Done Quick 2018)の日本語リストリームも行うことが既に決定しています。

Twitch (japanese_restream)

前回と同じですがGDQの運営陣とも連絡を取っており、公式にリストリームの許可をいただくことができました。

日本語での解説やリストリームを行うのは一人では難しく、皆さんの協力が不可欠です。リストリームに協力していただける人員を多く募集していますので、どしどしご応募ください。

解説者募集

まずは解説者募集についてお知らせです。

AGDQ2018 Schedule

AGDQ2018の実際のスケジュールは上記リンク先となっています。自分の知っているゲームが自分の視聴できる時間帯に存在している場合は是非解説者として申し込んでくださればと思います。

解説者はかなり不足しており、前回のSGDQ 2017では通常プレイをしたことがあるだけの人や日本語がわかる外国人の方まで動員して何とか集めていました。そのゲームのRTAに対して詳しくないと無理ということではありませんのでかなり気軽に申し込んでいただければと思います。

リストリーム担当募集

こちらはリストリーム担当の募集についてです。
リストリームではAGDQ 2018の配信チャンネルを開いてそれをエンコソフトに映し、日本語配信用に情報を付け加えて再配信する役目があります。

こちらは配信できるスペックを持ったPCさえあればどなたでも可能なお仕事です。エンコソフトの使い方が分からなくてもそれはこちらで詳しく説明できます。
1週間連続して行われるAGDQ 2018ですが、1日限りのお手伝いでも大歓迎ですので是非ご応募ください。

その他のお手伝い

他にはTwitchチャットの管理(荒らしなどが来たときにBANする係)やTwitterの管理(次のゲームをTwitter上でお知らせする)のお手伝いがあります。

どちらも特別な技術はいりません。どなたでもお手伝いが可能です。

応募フォーム

応募フォームは以下のGoogleフォームとなっております。

AGDQの日本語配信応募

また、リストリーム本番のボイスチャットもそうですが、リストリームについての情報交換は全てDiscordで行っています。
誰でもご自由に入れますので興味のある方は是非入ってみてください。

Japanese Restream Discord

連射機のコミュニティ間の認識の差について

RTAを行う上でゲームによっては連射機能付きコントローラが推奨されるRTAもありますが、特に海外だと連射機能というのは基本的にチートという扱いというのもあり、所属するコミュニティによってその認識はまちまちです。

海外ルールが標準になりつつある現在では連射機能付きコントローラを使う人に対して時に厳しい目が向けられますが、日本で所謂連射機が使われるようになったのにはちゃんとした理由があります。連射機が標準となっていた時期としても十数年前のことで今では当時を知らない人も多いと思うのでこれを機にまとめておきます。

最初にRTAが行われたゲームについて

2000年代前半に初めてのRTAが行われましたが、まず第一として初めにRTAが行われたゲームが『ドラゴンクエスト』だったということは念頭においておかなければいけません。

今でこそRTAと言えばタイムを競うものという認識で間違いないのですが2000年代当時の風潮は違いました。タイムはもちろん早いほうがいいのですが、タイムよりも優れた戦略を考えてゲームをプレイすることのほうが遥かに重要視されており、タイムはいわば優れた戦略でゲームをプレイしたらおまけに付いてくるというくらいの認識でした。

ここで重要になってくるのが、ドラゴンクエストシリーズを始め当時のRTAと言えばRPGのみしか行われていなかったということです。
今でこそRPGにはイベントスキップなどが実装されて連射機はそもそもなくていいくらいの存在になっていますが、当時のRPGはそんなものはなくイベントシーンは全てボタンを連打するだけの時間となっていました。

そして問題になってくるのが、戦略の優劣を競いたい時にこのイベントシーンの時間は非常に邪魔だったということです。特にドラゴンクエストシリーズの中でもDQ7などはイベントの時間だけで何時間にも及びますが、連射機を許可しないとただボタンの連打が早いだけの人が戦術が優れている人よりタイムで勝ってしまうという戦略至上主義だった当時としては許容できないことが起こってしまうのです。

DQの場合は戦闘中のメッセージ飛ばしも設定で表示速度1にするより一番遅い表示速度8にしてボタンを連打したほうが早いシリーズなどもあったことから、連射機を使うことでボタンを押すのが早いだけの人を排除して戦術の優劣だけを見ることができるから連射機が使われたという観点があったことは知っておいてもらいたいです。

最初に連射機が当たり前とされていた時代から十数年経ちましたが、今でも特にRPGを中心にプレイされる方にはこの認識の方が多いです。

アクションゲームについて

アクションゲームのRTAは昔からプレイしていた人もいましたが、多くの方はキャプチャ機器を個人でPCに繋ぐことができるようになってから始められたものと思われます。RPGだけをRTAしていた時代の人たちからすれば幾分か時が過ぎていますので、まずここにジェネレーションギャップがあります。

そしてアクションゲームはRPGと違い、戦術も重要ではありますがどちらかというと己のコマンド精度などのほうが重要視される世界です。
ここで連射機を許容してしまうと、例えば最速フレームで常にボタンを押せることから重要視しなければいけないコマンド精度をコントローラで大幅に補えてしまいます。このことから、特にアクション界隈の方たちの中では連射機に対して否定的な意見が圧倒的です。

コマンドコントローラについて

連射機と違ってこちらは完全に許容されておらず、使用すると別カテゴリーになってしまうくらいのものですが、コマンド操作を記憶して同じ操作をすることができるコントローラ(所謂コマンドコントローラ)というものがあります。

私が記憶している中でコマンドコントローラが最初に使われ始めたものはマリオRPGでのスーパージャンプ100回の補助としてですが、やはりこれはズルをしているという意見が当時でも多かったため使った場合は別カテゴリーとして分けられていました。

なお、今ではスーパージャンプ100回は上位勢なら普通に標準コントローラでRTAにも組み込んで行うことのできるテクニックとなっています。

海外での認識について

海外でのspeedrunの成り立ちはさすがにそこまで追ってはいないので正確には把握できていませんが、少なくともSpeed Demos Archive(SDA)というspeedrunのまとめサイトが中心となって発展してきたことは確かです。

そのSDAですが、speedrunを行う場合は純正品以外は全部禁止というルールがありました。連射機能付きコントローラは純正品だとPCEしかないらしく、PCE以外ではそもそも連射機がルール上使えなかったのですね。

このような経緯があり、海外では最近では日本のルールに倣って連射機が許可されているゲームもありますが、それはごくごく一部で多くのゲームで連射機は今でもチート扱いとなっています。

まとめ

連射機使用の有無は所属しているコミュニティによって認識が違うので時に衝突することもあります。

海外ルールが標準化しつつある現在では特別な理由がない限り特に海外でも行われているゲームなどでは連射機は使用しないほうがいいとは思いますが、使われ始めた歴史を知るとゲームによっては致し方ないところもあるのも事実です。

RTAに何を求めるのかといった思想の違いになってくるのですが、考えの相違はあれどお互いのコミュニティを尊重することだけは忘れずにいてくれたらと願います。

SGDQ2017の日本語解説・Restreamerを募集します

先日のRPGLBの日本語解説募集に引き続き、7/03~7/10の間で開催される『Summer Games Done Quick 2017』の日本語解説者とRestreamerを募集することになりました。

日本語解説者について

日本語解説者については、先日のRPGLBのときと変わりません。
ゲームに詳しい人がSGDQ2017の本配信を見ながらゲームの要所要所の解説をしていきます。

RPGLBの時がそうでしたが、解説するゲームを普通にプレイしたことあるだけでRTA経験がない、という方でも問題なく解説をしていただいていましたので、解説する上での敷居はそれほど高くありません。

Restreamerについて

Restreamer(リストリーマー)というと、日本ではあまり聞き慣れないかもしれません。Re(再)とsteremer(配信者)の2つが組み合わさった造語で、簡単に言うとSGDQの本配信をミラーして日本語解説者と繋いで配信する人のことを指します。

RPGLBではこのRestreamerが一人だけだったのですが、さすがに大変で不具合も色々と出てしまっていたので、今回はこの実際に配信を映す係も募集することにしました。

なお、特別な再生プレイヤーを使うため、例えば本配信がトラブルか何かで配信が切れてしまったとしても、配信が再度繋がった時に自動で映してくれるような形になっています。なので、Restreamerと言っても常時目を離さずにPCを見ていなければならないというほど厳しいものではありません。

応募フォーム

SGDQの日本語配信の参加について(Googleフォーム)

SGDQ2017の日本語解説、及びRestreamerへの応募は上記フォームからとなります。
SGDQ2017日本語スケジュール』を参考に、興味がおありの方は是非申し込んでみてください。

RPGLBの日本語ミラー解説を募集します

来月の5/14(日)から、『RPG Limit Break(RPBLB)』というRPGのみを選出して行うものとしては世界最大規模のオフラインRTAイベントが行われます。

このRPGLBですが、主催の方に交渉したところ、日本語でミラー配信をしてもいいとの許可が出て日本語ミラー配信を行うことができるようになりました。

平日も挟んで100時間近く連続で配信を行うのがRPGLBなので、許可が出ても配信を行うのが難しいのではと考えていましたが、海外のGDQのミラー配信をしている人に問い合わせたところ、誰も解説がいないところでは解説無しで本配信をミラーするだけでも良いとのことだったので、それならばと日本語ミラー配信に舵を切ったところです。

今年の1月に行われたAGDQでも、日本語で反応できる場があればとの意見はあったため、チャット欄を自由に使っていただけるだけでも日本語ミラー配信の意義は高いと思っています。

なお、ミラー配信はTwitchで、専用のTwitchチャンネルを使って行います。

解説募集

基本的にミラー担当の人がPCを付けっぱなしにしておいて、解説をやりたい人はゲームの出番が来たらDiscordのボイスチャットに入って喋ってもらうという形式を取る予定です。

ミラー担当の人員は今のところ問題なさそうなのですが、ゲームを解説できる人は必要なので解説の募集を行います。

解説応募方法

RPGLB解説者参加申請フォーム

上記のリンク先フォームよりご応募ください。

解説というと、そのゲームのRTAを全て知った上で自分もプレイヤーで、かつ英語版のことも知っていないとダメではないかと思うかもしれませんが、そのゲームを一度でもクリアしたことがあるくらいの知識があればOKというくらいのかなり緩いスタンスを取っています。
まずは人が集まらないと企画倒れですので、本当に気軽に応募していただければと思います。

応募者一覧

RPGLB解説参加者

解説応募があった場合、随時上記のGoogleスプレッドシートの内容が更新されます。
複数で解説してもいいのでゲーム被りは大歓迎ですが、応募をする際の参考にしてください。

アジアオリンピック評議会の主催するAIMAGでRTAが選ばれたことについて

*注意*
この記事は誤報で、実際にはRTAはAIMAGの種目として選ばれていません。

ただ、元のネットメディアの記事が相当数拡散されていて勘違いをしている方も多いと思われるため、誤報を周知という意味で記事は残しておきます。

2017/04/21追記

アジアオリンピック評議会の公式サイトで、AIMAGではRTAが競技されると書かれていたため、この記事を作成しました。
ただ、AIMAGのスポンサーであるAlisporsの公式サイトには『比赛项目除FIFA2017之外,将增加MOBA、RTS等三项非体育类竞技项目』と書かれており、こちらはRTAではなくRTSと書かれています。
このため、アジアオリンピック評議会の公式サイトでもRTSをRTAをタイプミスした可能性が捨てきれません。

アジアオリンピック評議会にもこの件で問い合わせてみましたが返事がないため、ここから先の話はもしかすると間違っている可能性があるかもしれないということを念頭に置いて読んでください。

2017/04/23追記

RTSは『Real-Time Speedrun』の略ではないかとのコメントをいただきました。
今ではRTAという言葉が世界中に広まっていますが、詳しい人に聞いたところ昔は英語圏でも使われていた言葉のようです。意味はRTAと同義です。

ただ、やはりRTSというとリアルタイムストラテジーという略での意味が一般的なことから、こちらもRTAのことを指しているのかどうかはまだ分からないという状況です。

2017/05/21追記

アジアオリンピック評議会のWebサイト(http://www.ocasia.org/News/IndexNewsRM.aspx?WKegervtea14aBPz7fagkA==)より、e-sportsの種目が全て公開されました。

RTAとされていた部分はRTSの『StarCraft II: Legacy of the Void』となっており、RTAではないことが明確になりました。
ここから下の記事は、この誤報があったときに日本ではこのような反応だった、というふうな心構えでご覧ください。

本文記事

今日の朝、アジアオリンピック評議会が2022年の競技大会からe-Sportsを正式なメダル種目に採用するというニュースが流れました。
それと同時に、こちらは2022年のものとは別の大会ですが、今年2017年の9月に第5回目を開催する『アジアインドア・マーシャルアーツゲームズ(AIMAG)』という大会で、FIFA、MOBA、RTAが競争されるというニュースも流れました。

e-sports関連の発展には目覚ましいものがあるので、いずれ競技種目となるのかもとは思っていたのですが、ここにRTAの名前があるのが驚きです。

ちなみに、メディアの中にはRTAをRTSと誤記しているサイトもあるのですが、

E-Sports to be contested at the 5th AIMAG this September include FIFA 2017, MOBA (Multiplayer Online Battle Arena) and RTA (Real Time Attack) gaming types.

アジアオリンピック評議会公式サイト(http://www.ocasia.org/News/IndexNewsRM.aspx?WKegervtea30hootVhTdtQ==)より引用

とあるため、RTSとしているサイトが間違いです。

当サイトはRTA専門のWebサイトですので、RTAの部分に着目していきます。

アジアオリンピック評議会について

このニュースの後、私も改めてアジアオリンピック評議会について調べてみました。

アジアオリンピック評議会はオリンピックをアジアに広めることを目的とした団体で、国際オリンピック委員会が認める組織のうちの一つみたいです。

4年毎に開催される皆さんご存知のオリンピックとは別の大会を多く企画しており、今回RTAが行われる予定のAIMAGもその一つです。

AIMAGとは

AIMAG(アジアインドア・マーシャルアーツゲームズ)は、最近できたばかりの大会なのでご存知のない方が多いかもしれません。

元は、アジアインドアゲームズ(室内競技が多い大会)とアジアマーシャルアーツゲームズ(格闘競技が多い大会)の2つがありましたが、この2つの大会を2013年にまとめたものがAIMAG(アジアインドア・マーシャルアーツゲームズ)です。

この2つを混ぜてもゲームと何ら関係なような気がしますが、ここ最近のe-sportsの高まりも受けたのでしょうか。このAIMAGにもe-sportsが入ることになり、e-sportsとして何故かRTAも入ることになったわけです。

アジアでのRTAについて

オリンピック関連の組織がRTAに言及するほどとなっていますが、果たしてアジア地域でRTAはどうなっているのかと言いますと、はっきり言って日本に比べると全く流行っていません。そもそもゲームを早くクリアする遊び方が行われているのかすら謎です。

speedrun.comSpeedRunsLiveなどを見て分かる通り、日本以外のアジアの人たちはただでさえ少ない日本人よりさらに少ないです。

多くの国はインターネット回線がまだ動画配信などには不十分というのはあるかもしれませんが、RTAというのはそもそもどのように進めるかといった戦略を練ることがかなり重要で、最新戦略を追っていないといくらプレイが上手い人でも追いつけない壁があることも多いのです。
多くの戦略は日本語や英語でテキスト、もしくは動画が上がっているものを読んだり視聴しないといけないため、まず多くのアジア圏の人にとってはインターネット回線もそうですが言語での壁が大きいです。

韓国に知り合いがいるので雑談混じりにプロゲーマーも多くいる韓国でのRTA事情を聞いたこともあったのですが、ダークソウルをやっている人を一度見たくらいでほとんどやっている人がおらず、日本のRTA人口とは比べ物にならないという話も聞きました。

競技ゲームが何になるかだとは思いますが、日本に馴染みのあるタイトルなら全て日本人で上位を独占というのも夢ではないように思います。

参加の問題

RTAが種目となったことで嬉しいこともあるのですが、大会に参加できるかどうかという話はまた別です。

内容を要約しますと、AIMAGのような大会に日本人選手を派遣するには”そのスポーツの国内唯一の代表団体(支部とかもいるし大会もたくさん開催してないといけない)”が送り出す必要があるみたいです。

ただ、e-sportsの団体は日本に3団体あり、代表団体が未だにはっきりしていません。
RTAがe-sportsと言われるとちょっと疑問符が浮かんだりもするのですが、RTAの代表団体もそもそも存在しないので同じことです。

AIMAGは今年の9月とのことですが、今年の9月なのにゲームのタイトルがまだ発表されていないのは正直遅いですし、9月までに日本から送り出せる団体が出来上がるかというとそれも難しいです。

RTAが大きな注目を浴びることは素晴らしいと個人的には思っていますし、ゲームを早くクリアするという遊び方はとても楽しいので、それがもっと世界に広まればとも思っています。
ただ、今回のこの発表は嬉しさ反面不安も多く、9月に日本人選手を正しく送り出せるのかというと壁も感じます。

もしRTAの世界大会があったら、おそらく日本は世界でもかなり上位のレベルで、少なくともアジアでは間違いなく1位と言えるくらいの位置にはいます。
これが有効活用されないとなるともったいないですし、私にできることは少ないかもしれませんが、何とか今後の展開を注視していこうと思います。

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