OSSC(Open Source Scan Converter)の購入方法について

OSSC本体

レトロゲーム機の端子HDMIに変換するアップスケーラーである”OSSC(Open Source Scan Converter)”を購入したので購入の仕方を書き残しておきます。

OSSCとは

OSSCは、SCART、コンポーネント、RGB15ピン(D-Sub)をHDMIに変換して出力することのできるアップスケーラーです。主にレトロゲーム機で使うことになるでしょう。

かなりの低遅延であり、画質も比較的綺麗に映してくれます。
フレームマイスターと違ってプロファイルごとに分かれた画質の調整はできませんが、調整をしなくても綺麗に映ってくれるのが特徴です。

RTA的な用途とすれば、PS1やSSなどのゲームで240pから480iに解像度が変わるときの暗転時間がフレームマイスターより短いというのが強い点です。

SCARTとは

OSSCに繋ぐものとしてSCARTケーブルというものがありますが、これは日本ではRGBケーブルと呼ばれることが多いものです。
この呼び方だとPCなどで主に使われる15ピンのアナログRGBケーブルと混合してしまいます。なので、コンシューマーゲーム機に多く使われるものは21つのピンからなることからRGB21ピンケーブルと呼ぶほうが正確でしょうか。

このRGBケーブルですが、日本と海外で形状が全く同じで映し出す画質も全く同じなのに中のピンの仕様が異なっています。
日本のものを敢えて分かりやすく呼ぶなら”RGB21JP(私独自の呼び方で正式名称ではないです)”、海外のものが”SCART”となります。

OSSCに繋がる端子はSCARTなので、日本仕様のRGB21ピンケーブルをそのまま使うのは適切ではありません(故障の原因になります)。海外仕様のSCARTを使うか、もしくは日本のRGB21ピンをSCARTに変換する機器を使ってください。

挙動がトリッキーでケーブルもいいものを買わないと綺麗に映すのが難しい、さらにゲーム機の型番やゲームソフトによってはそもそもまともに映らないこともあるためかなり扱いづらいですが、レトロゲームを実機で映す上ではこのSCARTが最高画質です。

コンポーネントとは

コンポーネントは主に海外で流行った端子です。日本でも発売されていますが、日本ではコンポーネントと仕様が全く同じで形状のみが違うD端子というガラパゴス端子が流行ったためあまり日の目を浴びることはありませんでした。

GCを高画質で映したいならコンポーネントが最強ですが、コンポーネントが繋がるGCがそこまで生産されなかった上にケーブル自体にプレミアが付いているためなかなか環境を揃えるのが難しいです。

GBPなどを使いたいのでなければWii用のコンポーネントケーブルを買うといいです(Wii用は安価)。

購入方法

ようやく記事の本題ですが、OSSCの購入方法についてです。海賊版も出回っているため公式通販での購入方法をまとめておきます。

OSSCの商品ページ

OSSCは”VideoGamePerfection.com”の”OSSCの商品ページ”にて購入できます。

OSSC単体の他に追加商品として”PSU(ACアダプタ)”、”Remote(リモコン)”、”Remote overlay(リモコン用シール)”が買えます。
よく分からないなら全部買ってしまっていいでしょう。

OSSCをカートに入れる

カートに入れると上記のような画面になります。このままチェックアウトのボタンを押して購入画面に行きましょう。

OSSCの購入画面
メールアドレスと本名を入力した後、国(Japanを選択)、PostCode(日本の郵便番号でOK)、あとは市町村名などを入れていきます。
海外通販で迷いやすい点とすれば、First Nameは日本で言う名前のことで名字はLast Nameです。電話番号は先頭の0を抜いて代わりに+81と入れます。

ここまで終わって入力し終えたら購入完了です。
購入するお金の単位はユーロですが、クレジットカードを使っているなら自動的に円で支払われるでしょう。

購入前の注意

購入前の注意として、OSSCはまだまだ不安定なアップコンバーターです。
有志による検証結果がGoogleスプレッドシートにまとめられているので、ご自身の使うゲーム機、モニター、及びキャプチャデバイスがOSSCに合っているかどうかを前もって確認してください。

解像度変更に伴う暗転時間なども使うモニター、及びキャプチャデバイスに依存します。
ちなみに私の使っているキャプチャデバイス(C988)だと暗転時間は3秒程度、画質のオプションは2x以外はそもそも映らないというかなりのハズレデバイスでした。

他の日本語詳細記事について

英語圏で販売されている機器なので日本語文献が少ないですが、『MDの窓』さんの『Open Source Scan Converter(OSSC) Ver.1.6について』がかなり詳しいです。私も買うときに参考にしました。

RGBケーブルをHDMI変換してキャプチャするにはフレームマイスターとこのOSSCの二択ですが、OSSCに興味を持った方はこの記事と合わせて参考にしてみてください。