【FCからPS4まで】ゲーム機の出力アスペクト比まとめ

ゲーム機から画面を出力する際の画面縦横比(アスペクト比)についてまとめておきます。

アスペクト比とは

アスペクト比とは、画面の縦と横の比率のことです。

家庭用ゲーム機の場合は4:3や16:9で出力するものが多く、携帯ゲーム機の場合は割とバラバラです。
正しく設定しないとゲームを配信したり録画するときに本来のゲーム画面より縦長、もしくは横長の動画が出来てしまいます。

アスペクト比4:3の主要なゲーム機

  • ファミリーコンピュータ
  • スーパーファミコン
  • ニンテンドー64
  • ゲームキューブ
  • Wii
  • プレイステーション
  • プレイステーション2

レトロゲーム機は基本的に4:3です(当時のテレビがそもそも4:3のものしかなかったため)。
WiiやPS2の場合は、ゲームによっては16:9で出力できるものがあります。

アスペクト比16:9の主要なゲーム機

  • プレイステーション3
  • プレイステーション4
  • XBOX 360
  • XBOX ONE
  • Wii U
  • Nintendo Switch

最近のゲーム機はほぼ16:9となっています。

特殊なアスペクト比

  • ゲームボーイ(10:9)
  • ゲームボーイアドバンス(3:2)
  • ニンテンドーDS(上下画面とも4:3)
  • ニンテンドー3DS(上画面5:3 / 下画面4:3)

携帯ゲーム機は基本的に特殊です。
ゲーム画面だけを取り込みたいというわけでなければ、GBとGBAは基本SFCやGCで取り込むことになるので4:3で枠ごと取り込んでもいいかもしれません。

アスペクト比の利用方法

上記のはPS1のゲーム(4:3)を実際の配信画面に当てはめてみた例です。
上下ともに黒枠がなくぴったりハマります。

720×480について

GV-USB2を使うとそうなりますが、GV-USB2は720×480なのでそれに合ったアスペクト比(3:2)ではないかと疑問に思うかもしれません。

これは昔のテレビでは720×480とちょっと横にスペースを作ってからそのスペースを映さないようにしてゲーム画面だけを映すようにしていた名残です。
アマレコTV等で720×480を選んでもらうと分かりますが、左右は黒枠ですのでその部分はいりません。また、GV-USB2はそのまま映すと従来のものより横長のゲーム画面になってしまうので、アスペクト比でも4:3を選んでゲーム画面だけを取り込んだものが正しい映し方です。