PSVita用メモリーカードの違いによるロード差

3ヶ月ほど前に、「機種差によるRTAへの影響」という記事を書きました。
これと関連してですが、PSVitaのゲームでDL版をプレイする場合は使用するメモリーカードの容量によってロード差が出ることを最近知り、海外発の情報なことからか日本ではそれほど広まっていない事柄みたいのなので、いい機会なのでそれもここでまとめておきます。

基本知識

最初に、PSVitaのメモリーカードにおける基本知識から始めます。

まず、PSVitaのメモリーカードはPS1やPS2のメモリーカードと違い、非常に大容量です。ゲームのセーブデータだけではなく、ゲームそのものをダウンロードしてメモリーカードに保存することや、ゲームとは関係ないですが動画等をメモリーカードに保存してPSVita側で再生することも可能です。

また、無印のPSPではメモリースティックという名称でしたが、これはソニーではない他社が出しているものもそのまま使うことが出来ていた反面、PSVitaのメモリーカードはセキュリティ対策等でソニーしか持ち合わせていない技術があるらしく、その影響でソニー純正のものしか発売されていないため、今のところソニー純正のものしか使うことが出来ません。

今回は、このソニー純正のメモリーカードの容量によってロード差が生まれることが分かったので、その情報をまとめていきます。

初出情報

メモリーカードの容量に関する差の初出情報は、3年ほど前のEurogamer.netのこの記事です。

全文英語なので簡単に要訳しますと、8GBと16GBのメモリーカードを使って容量の大きいファイルの読み書き速度を調べてみたところ、読み込みや書き込み速度は容量の大きい16GBのメモリーカードのほうが優れているという結果が出たとのことでした。
なお、この時点で欧州では32GB版が発売されていなかったため、日本のユーザーに頼んで同じファイルで試してもらったところ、それをさらに上回るパフォーマンスが出ることもあったとの記述もありますが、これは同条件での比較ではないのであくまで参考にする程度に留めるのがいいでしょう。

ファイルの読み書きだけではそもそもゲームのロードとは直結しないのではということもあり、修正パッチが来るまでロードが激遅で有名だったゲーム「WipEout 2048」を使ってさらに試したようです。
WipEout 2048はレースゲームで、レースが始まるまでのロードに数十秒を要するためにこういった比較には最適なゲームだったわけですが、その結果もやはり16GBのもののほうが早いという結果になっていました。

ただ、どうもメモリーカードの個体差が激しいのか、ロード差も同じ容量のメモリーカードを使っていても数秒レベルで異なっていることもあるので、もしかすると最良の8GBメモリーカードと最遅の16GBメモリーカードを比べると8GBのほうが早かったりするのかもしれません。これは、あくまで平均的に16GBのもののほうが早くなることが多い、という目線で捉えるのがいいでしょう。

動画での検証

上記での初出情報から1年後、日本のユーザーでも容量差によるロード差に気づかれた方がいたようで、YouTubeに動画を上げてくださっています。

動画は、PCH-1000とPCH-2000での検証です。

比較の仕方が同型同士ではないので単純なメモリーカードの比較ではないかもしれませんが、「旧型+64GB」と「新型+32GB」では「旧型+64GB」のほうがロードが早くなっており、逆に「旧型+32GB」と「新型+64GB」では「新型+64GB」のほうがロードが早くなっているため、64GBのほうが32GBのものより早いと言っていいでしょう。
ただ、動画からは本体の摩耗やメモリーカードの空き容量等の情報が分からないため、おそらく64GBのほうが32GBより早いであろう、という表現に留めておきます。

まとめ

8GBから64GBまでの比較でしたが、これらの比較だと容量が大きくなればなるほど、個体差は激しいですがパフォーマンスも良くなっていることが多いようです。
カードリッジ版でプレイされる場合は本体差くらいしか気にしなくて良かったのですが、PSVitaに関してはDL版でRTAを行う場合、メモリーカードの差も気にするようにしたほうが良さそうです。

PSVitaのゲームのRTAで他の方と競われる場合などで困らないよう、DL版で行ったか、またメモリーカードの容量は何を使ったか等の情報は、なるべくRTAを行う際に併記したほうが良いでしょう。

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カテゴリー: RTA記録

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