BKST
概要
BKST(ぼくの考えた最強のタイマー)は、多機能ストップウォッチで、最新verは1.2.1となります。
タイムの幅が広く、下はミリ3桁まで測ることが出来ます。
また、同作者開発の、シンプルなラップタイムツールと連動させ、デスクトップ上に表示させることが出来ます。
ダウンロード先
ツール配布所(http://tatools.webcrow.jp/)
一番上の「BKST」とリンクされているところからダウンロードできます。
いつからかは分かりませんが、サイト自体が削除されており、現在はダウンロードできなくなっています。
画像
使い方
各ボタンについて説明します。なお、ボタンは非表示にすることも出来、その場合は右クリックを押して出てくるウィンドウから押したいボタンを選択することも出来ます。
Start
計測を開始します。
Stop
計測を終了します。
Reset
計測を終了と同時に、タイムをゼロの状態に戻します。
オプション
オプションについて、BKSTにはオプションに5つのタブがありますが、それぞれ説明します。
タイム表示
フォントや各色については分かっていただけると思うので、その他のものを説明します。
タイムの書式
タイムの表示をどうするかを選択できます。
デフォルトだと「[HH]:MM:SS」となっていますが、これだと「00:00:00」という表示のされ方になります。
「[H]:MM:SS+ミリ秒三桁」だと「0:00:00″000」となり、「[M]:SS+ミリ秒三桁」だと「0:00″000」となります。
自分の行うRTAの目標タイムに応じて設定を変えるといいでしょう。
fps
これはストップウォッチの数字の描画fpsです。
1秒間に対し、ここの数字分だけ描画されます。
60fpsで録画をしたいのなら60fps、30fpsで録画をしたいのなら30fpsと好みに応じて変えましょう。
機能
ウィンドウ移動の方法
「オリジナル」にすると、PCに対して低負荷ですが、計測しながらBKSTをドラックアンドドロップするとその間描画が遅れます(タイムは遅れない)。
「StopWatch互換(高負荷)」にすると、高負荷にはなりますが、計測しながらBKSTをドラックアンドドロップしても描画が遅れることがありません。
リセットするときのタイム
ストップウォッチをリセットした際に表示される初期タイムをここで設定することが出来ます。
タイムが進んでいる状態から計測を開始することはRTAでは有り得ないため、練習区間をそこまで走っていると想定して測りたい時などは別ですが、通常はここは何もいじらなくていいでしょう。
直前にアクティブだったウィンドウにフォーカスを渡す
これにチェックを入れていると、スタートボタンを押したと同時に直前までアクティブウィンドウだったウィンドウがアクティブウィンドウへと変わります。
PCゲームなどのRTAを行う際に、ストップウォッチのスタートを押したと同時に操作したい場合などに役立ちます(チェックを入れ忘れているとアクティブウィンドウがストップウォッチのままになるため、マウスでゲーム側を一度クリックする手間が生じる)。
起動時に前回終了した時間を復元する
ストップウォッチをリセットせずに終了した場合、次にストップウォッチを起動した時にそのタイムを残したまま起動するかどうかを選べます。
タスクバーに表示する
タスクバーに表示するかどうかを選べます。
タスクバーに色んなものが立ち上がりすぎている時などは表示を解除してもいいかもしれません。
ショートカット
ショートカットキー
パネルをクリックし、キーボードのキー、もしくはジョイパット等のボタンでもいいですが、それらを押すとショートカットとして登録されます。
ショートカットとして登録すると、次からはそのキー、もしくはボタンを押すだけでスタートに登録したのならスタートを押したのと同じことが出来ます。
フックしたキーボード入力は全て破棄する
ここにチェックを入れておくと、ショートカットに登録したキーやボタンが押されても、ストップウォッチ以外に反応しなくなります。
例えば、「A」キーをショートカットキーに登録してからフックしたキーボード入力は全て破棄するにチェックを入れると、他の例えばメモ帳などを選んで「A」キーを押してもメモ帳には反応せず、ストップウォッチだけが反応するようになります。
タイム書き込み
タイム書き込みはラップタイムツールとの連携に必要な項目です。
作者のページに解説ページがあるので、詳細はそちらを参照しましょう。
version
BKSTのver.が表示されます。
なお、一緒に表示されているURLは昔のURLで、現在は繋がりません。
まとめ
ラップタイムツールと連動も出来て多機能なストップウォッチがBKSTです。
デザインも自由にカスタマイズ出来るため、外見を気にする方、またタイムは1/1000秒まで正確に測ることも出来るため、短いゲームでミリ秒まで測りたい時などにもオススメです。
ディスカッション
コメント一覧
BKSTは現在配布サイトが閉鎖されているようですが、SRLのサイトに英語翻訳されたものがまだ残っています。どうしても使いたい方はこちらを使えばいいのではないでしょうか。
http://www.speedrunslive.com/tools/