エンディング呼び出しRTAについてまとめました

最近、バグを利用して何もないようなところから唐突にエンディングに移動するRTAが流行り出しているため、ここでまとめておきます。
これはエンディング呼び出しと呼ばれるテクニックで、他にも「任意コード実行」などとも呼ばれることがあります。

エンディングの呼び出し方

エンディングの呼び出し方は、大まかに分けると3通りの方法があります。
どの方法も開発者が想定していないであろうバグを利用するということは変わりません。

バグアイテム利用

開発中のデバック用、または没アイテム等がゲーム内に残っていることがあります。
これらのアイテムは通常のプレイ方法なら出現させることすら出来ませんが、バグを利用し出現させ、それを利用してエンディングに飛ぶことが出来る場合があります。

SFC版DQ2のRTAが代表的なバグアイテム利用によるエンディング呼び出しのRTAでしょうか。
これは多くのテクニックを混ぜあわせた作品ですが、一番の肝はマドハンドにアイテムを格納しているメモリを攻撃させることでアイテムを変化させてバグアイテムにし、それを利用してエンディングを呼び出すことに成功している箇所です。

壁抜け

主にアクションゲームですが、バグで壁抜け(マップ移動)することにより、エンディングのマップまで飛ぶ、もしくはエンディングに行くためのラストマップまで飛ぶといったことを行うことが出来ます。

ゼルダの伝説シリーズで行うものが有名ですが、私はスーパーメトロイドの壁抜けが個人的に好きです。
例に挙げるのは、2014年のSGDQで実際に行われたRTAです。

動画は16分50秒辺りから壁抜けの模様を映しています。
特殊な方法で壁に埋まりながらX-RAYを使うことで4ピクセルずつ上に上がってしまうバグを利用して壁抜けし、そこから色々行ってエンディング直前のマップまで進んでいます。

任意コード実行

任意コード実行とは、例えばエンディングに移行するために必要な要素がゲーム内部のメモリ番地で5000番の数値が「0005」であることだった場合、それをエンディングに移行する場面とは異なる場面で再現してエンディングに飛ぶテクニックのことです。

文章だけでは何を言っているのか分からないと思うので、上記の動画と、合わせて「ロックマンRTAにおける 任意コード実行テクニックについて」という記録達成者のブログを読んでいただけたらと思います。

マリオワールドのRTAについて

1ヶ月ほど前ですが、最近マリオワールドRTAでも任意コード実行によるエンディング呼び出しが行われて成功したと話題になりました。

このマリオワールドRTAですが、先駆者が現れたことで人力でも出来るんだと同じRTAを行う人が激増し、違うルートも開拓されたりしてこの記事を書いている現在では世界記録は1分41秒台というところまで切り詰められています。

これでもまだ改善余地はあるので、新しいルートが開拓される等がなくても1分30秒台程度までは煮詰まるものと予想されます。

まとめ

ここまで読んでいただいて分かる通り、RTAでエンディング呼び出しを行うにはかなりの知識量が要求される上、かなりの操作精度を要求されます。
解析されてエンディングを呼び出す方法が明確に分かっているゲームならまだ幾分難易度は低いのですが、何も分かっていないゲームではゲームの解析知識も要求されるため、通常より敷居の高いジャンルのRTAと言えるでしょう。

現状では、通常のRTAとこのようなエンディング呼び出しのRTAでは、バグ無しとバグ有りといったように記録も分けられているため、その点は安心して良いでしょう。

エンディング呼び出しは、元々はTASで人間には出来ないような高速操作でゲームをプレイしてようやく行うことの出来るものでした。
それが今では人力でも可能になってきていることに、RTAの進化を感じます。

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カテゴリー: RTA記録

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