機種差によるRTAへの影響

先日NEW3DSが発売され、従来の3DSに比べてロード時間が格段に早いと話題になりました。
RTAにおいては当然早いほうが有利なわけですが、この機種差によるロード等の違いはあまり知られていない事柄でもあります。いい機会なのでNEW3DS以外にも大きく異なるもので有名なものをまとめておきます。

スーパーゲームボーイ

スーパーゲームボーイには、スーパーゲームボーイ(灰色のもの)とスーパーゲームボーイ2(スケルトン仕様のもの)があります。
この無印のスーパーゲームボーイに限り、従来のゲームボーイで動かすより全ての動作が約2.4%早くなるという仕様があります。この仕様は本来想定していたものでなかったのかスーパーゲームボーイ2では直りましたが、GBでのRTAを行うならばスーパーゲームボーイが有利と言えるでしょう。

スーパーファミコン

スーパーファミコンにはロード差等の明確な違いは確認されていませんが、初期乱数の違いというものがあります。多くのゲームはゲーム起動からの経過フレーム数を乱数として参照していることから関係ないのですが、初期乱数を参照しているゲームもいくつか存在します。

この初期乱数はソフトへの通電時間で変わってしまい、かつハード依存で初期乱数が異なってしまうために特定すら困難なものですが、ロマンシング・サガ2などではそれぞれのハードによって数値が異なる初期乱数を利用したRTAが実用化されています。
いい初期乱数を持っているスーパーファミコンを引けたら早く出来ると言った感じになっているようですが、どの初期乱数を引いてもその乱数に対応したチャートを作って楽しむ、と言ったプレイのされ方もなされているようです。

より詳しく書かれている参考サイト

PS1ゲームでの違い

PS1ゲームは、遊べる機種が非常に多く存在します。

  • PlayStation
  • PlayStation 2
  • PlayStation 3
  • PlayStation Portable
  • PlayStation Vita

と、亜種であるPSoneやPSX等を除いてもこれだけ存在します。

この中でも、「高速ロード」が使える機種に着目したいです。高速ロードはPS2、PSP、PSVに存在しており、PS1ゲームのロード時間を早めてくれる機能です。
この高速ロードも機種、及び型番によって早くなる時間が異なっており、プレイヤーをある意味悩ませています。詳しくは下の動画をご覧ください。

このように、これはPS2とPSPとPS3の違いですが、かなりの機種差(型番差)が存在します。
とはいえ、このゼノギアスの比較はかなり特殊なケースです。ゼノギアスは何故かPS2の型番でSCPH-70000以降で高速ロードが効かないという仕様になっているからです。

より素直な挙動を示しているのは、こちらのFF9でしょう。
多くのゲームはこちらのFF9のような挙動を示すため、PSP>PS2>他となっています。なお、PSPよりPSVitaの方が混雑時の処理が早いため上なことが多いようです。
ただ、ゲームによってはPSPの方が遅くPS2の方が早いといったもの(アークザラッドなど)も存在するため、どれが最速かの特定が困難なのが現状です。

Playstaion2について

PS2について型番によっても大きな違いが出ていましたが、これは型番というより中に入っているPlayStationドライバーのバージョンが重要です。
PlayStationドライバーが新しいほどロードも早いことが多いようです。

ダウンロード系ゲーム

PS3や3DSなどで有名ですが、パッケージ版とは別にダウンロードでも同じゲームを買うことが出来ます。基本的にパッケージ版よりダウンロード版の方が早いことが多いですが、データをほぼ丸々取り込んで起動チェックにしかディスクを使わないXBOX360はダウンロード版とパッケージ版の差はおそらくないものと思われます。

これらはダウンロードをして保存する記憶媒体によってロード時間が変化します。PS3にSSDを換装すると劇的に早くなることが有名です。
ただ、単純にSSDと言っても、各SSDによって1秒間にどれだけのデータ容量を読み込めるかという数値は異なるので、ロード時間もそれに伴って違ってくるので注意が必要です。

外部記憶媒体について

外部記憶媒体は、それぞれが一律のものを使うことは難しいです。
また、動画等だけでは外部記憶媒体を使っているかどうかの違いも分かりづらいです。
そのため、外部記憶媒体を使っていて変更しているならば、混乱を避けるためにも詳しく記述したほうが良いでしょう。

まとめ

ここまで特に大きな機種差について述べてきましたが、軽微な差では他の機種にもあるのではないかと言われています。

機種差があるからと最適なものを揃えようとすると、お金の面でも費用がかかってしまいますし、数万円もする高性能SSDなどを使った場合は、機種差だけで既に違いがありすぎると、そのゲームの他の人の参戦を妨げてしまう面もあります。
最速はPS2内蔵HDD使用ですが、敢えてHDDを禁止したことによって、中古価格の安さも相まってプレイヤー数が増えて盛り上がったゲーム(アンリミテッド:サガなど)もありますし、この辺りの考え方は難しいものがあります。

とはいえ、何の機種を使うのが最速か、ということすら分かっていないゲームも多いです。
このことから、どの機種でもいいので自分がRTAを行ったものは使った機種等を明記することが大切です。機種を正しく明記したことから機種差があることが判明し、その後の発展につながったゲーム(上記のゼノギアスがそうです)もありますし、まずはそこから始めてみるのが一番でしょうか。

追記

2015/02/01
PSVitaに関しての記事「PSVita用メモリーカードの違いによるロード差」を新たに別記事として書き上げましたので、そちらも良ければご覧ください。

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カテゴリー: RTA記録
機種差によるRTAへの影響” への1件のコメント
  1. 匿名 より:

    確かゼノギアスのTAは、区間によって使用ハードを変えていましたね。

    ニコニコ生放送がきっかけでRTAが行われるようになった某ゲームの話ですが、
    当初は、ルール内で最速を狙うのが当然、だから薄型PS2以外は論外で、環境を書く必要はない、といった風潮がありました。
    この風潮に止めを指したのが、初期型PS3による大幅短縮でした。流石に初期型PS3を用意するのは困難なのと、この人のPS2での記録と分ける流れが生まれてようやく、環境を明記する風潮が生まれました。

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